卒業式は学生生活を締めくくる一大イベント。コロナ禍においては、開催の中止や形式の変更など、卒業式にも大きな影響がありましたが、ようやく従来どおりの形態で卒業式が開催されるようになっています。そんな中、式典には卒業式の定番衣装である袴スタイルで臨みたいと考えている方もいらっしゃるかと思います。そこで2025年(令和7 年)3月に卒業を迎える方向けに、衣装の手配や着付け・ヘアーメイクの予約など、どんな準備が必要で、いつ何をどんなふうに進めればいいのか、やるべき段取りを総まとめにしてご紹介します!
【目次】
ステップ#01 事前準備
ステップ#02 袴&小物選び
ステップ#03 袴が決まったら
ステップ#04 卒業式当日の準備
卒業式といえば袴スタイルが定番!でも、誰にでも着られるの?
卒業式の衣装というイメージが一般化している袴スタイル。女子学生や先生はもちろん、近年は男子学生が着用する姿も見られ、小学校の卒業式でも袴姿のお子様を見かけます。このように、卒業衣装として広く認知され、定着もしている袴ですが、どんな着物でどういった特徴があるのが分からない、これまで一度も着たことがないという方が大多数ではないでしょうか。
いろいろと疑問や不安を感じる衣装だと思いますので、実際に着用する前に、ぜひ以下の記事をご覧ください。卒業式と袴の関係や、その形状や格式といった特徴、着付けに関することまで詳しくご紹介しています。
袴を着る場合、必要な準備は?何をいつ、どう進めるの?
卒業式はやっぱり袴スタイルだよね!と思ったものの、はて?準備はどうしたものか…?袴の場合、購入よりもレンタルするケースが一般的ですが、レンタル衣装店やその利用フローに詳しい方は少数派でしょう。また、衣装の予約はいつまで済ませればいいのか、袴の他にどんな小物が必要なのか、着付けは自分できるものなのか、分からない方がほとんどのはずです。でも、心配には及びません!
まずは以下の記事でレンタル準備の全体像を確認してみましょう。準備をどう進めていけば良いのか、その中で何を決めなければならないのか、準備ステップごとのポイントや注意点も解説していますので参考にしてみてください。
袴や着物の色柄はどう選べばいい?コーディネートのコツは?
卒業式までにやるべき準備はたくさんありますが、多くの人が思い悩むステップとなるのが衣装選び。自分に似合う色柄はどれなのか、どんな色柄だと自分のイメージする雰囲気に近づくのか、着物と袴の配色でどんなふうに印象が変わるのか等など、普段の洋服選びとは違った難しさを感じて戸惑うことがあるかも知れません。
そんな方は、袴や着物の選び方に関連する以下の記事を参考にしてみてください。パーソナルカラーを意識すれば、自身の雰囲気にマッチする色選びがしやすくなりますし、それぞれの色が持つ印象を把握しておけば、なりたいイメージに近づきやすくなりでしょう。また色柄を上手く選べば、自分の背丈や体型を活かしたり、カバーしたりもできます。ここでご紹介する袴特有のコーディネートのコツを知っておけば、迷った時に決断がしやすくなるかも知れません。
▼卒業生の袴姿も参考に!袴美人スナップ
また、成人式で着た振袖や、お母様やお姉様の振袖がある場合は、それを活用しても良いでしょう。レンタル衣装の場合は、袴に合わせることを前提に作られた小振袖という着物を着るのが一般的ですが、お手持ちの振袖と合わせても豪華な着こなしになりおすすめです。活用を検討されている方は以下の記事で、袴に振袖を合わせる場合の注意点やポイントをチェックしてみてください!
卒業袴に合わせる小物は何が必要?準備はどうすればいい?
卒業式に着る袴と着物が決まれば、衣装選び1つめのハードルはクリア。ですが、それだけでは袴スタイルは完成しません。合わせる小物や着付けに使用するアイテムも揃える必要があります。なお、レンタル衣装の場合は必要なものが一式セットになっているケースがほとんどです。そのため、新たに買い揃えるアイテムはないと思われますが、念の為、以下の記事を見ながら不足品がないか確認してみましょう。
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また、袴スタイルの足元は、草履またはブーツを合わせるのが一般的ですが、どちらの履物を選択するかで仕上がりの印象が異なります。メリット・デメリットもそれぞれ違います。以下の記事では、草履とブーツの特徴をはじめ、選ぶ際の注意点や履く時のポイントについて解説していますので、足元のスタイルでお悩みの人は参考にしてみてください。
その他には、指輪やピアスなどのアクセサリーがありますが、こういった装飾小物は和装・洋装のスタイルの違いや、フォーマル・カジュアルのシーンの違いによってルールや注意点が変わってきます。卒業式の袴の場合はどうなのか、以下の記事が参考になると思いますので、気になる方はぜひご一読ください。袴に合わせるアクセサリー選びの注意点、袴と相性の良いアクセサリーなど、詳しくご紹介しています。
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袴姿に合うヘアーメイクは?注意点も知りたい!
衣装選びと同様、髪型や髪飾りといったヘアーアレンジも多くの人を悩ませる準備項目です。普段の洋装と異なり、アレンジ次第では和装にはミスマッチになるケースがあるため、その点も踏まえた検討が必要です。以下の記事では、卒業式の袴姿におすすめのヘアアレンジやヘアカラー、髪飾りの選び方をご紹介しています。自分の衣装やなりたいイメージと比較しながら、どんな髪型がマッチしそうかチェックしてみてください。
▼最新アレンジをCHECK! 2025年版ヘアカタログ
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また、ヘアーアレンジと合わせてメイクも悩みどころです。髪の場合と同様にメイクも、洋装と同じ感覚でやってしまうとミスマッチになるケースがあります。以下の記事では、袴姿に合うメイクのコツ、これだけは絶対避けるべき!というNGメイクの他、和装特有のメイクのポイントもご紹介しているので参考になさってください。
卒業式当日。お支度はセルフ対応でOK?プロに頼むべき?
卒業式に着る衣装とヘアーメイクのイメージが決まったら、当日のお支度の準備を進めましょう。まず、自分でやるのか、家族や知人にお願いするのか、美容室などプロの人に頼むのかを決める必要があります。誰かに依頼する場合は、前もってスケジュールを確保しておく必要もあります。
特に美容室などに依頼する場合は、袴の着付けやヘアーメイクに対応しているか、卒業式が始まる時間に合わせて予約が取れるかといった確認が欠かせません。近隣の学校と卒業式の日程が被ってしまうと予約が集中し、希望の時間が取れない可能性があるので、早めの手配がおすすめです。
なお美容室で着付けとヘアーメイクをやってもらう場合は、事前にレンタルした衣装とそのセット内容を確認してもらっておくと安心です。そうすれば、もし持参すべきものがあった場合に対応できます。また、ヘアアレンジやメイクの希望があれば、その画像などを持って行って相談すると良いでしょう。ビジュアルを事前に共有しておけば、イメージに近い仕上がりになるはずです。
もちろん、着付けやヘアーメイクは自身で対応することも可能ですが、セルフかプロかによってメリット、デメリットは異なります。以下の記事では、その点を詳しく解説しているので検討材料にご活用ください。袴のたたみ方も動画でご紹介していますので、袴を出したり仕舞ったりする場面でご利用ください。
記念写真の撮影は、卒業式前に「前撮り」した方がいいの?
衣装のレンタル予約と当日のお支度の手配が済めば、おおよその準備は完了です。ですがもう1つ、早めの検討をおすすめするのが記念写真の撮影です。写真館やフォトスタジオなど、プロのカメラマンに撮ってもらうと仕上がりに差が出ますし、アルバムなどに加工してくれるサービスもあります。特に、袴を着る機会は卒業式くらいしかないので、自身にとってもご家族にとっても特別な記念になるでしょう。
なお近年は、卒業式より早い時期に記念写真を「前撮り」するのが一般的になっています。卒業式当日は何かと慌ただしいため、時間に余裕のある時に撮ることで、じっくり落ち着いて臨めることがメリットです。以下の記事では、前撮りの特徴やメリットにいても詳しくご紹介していますので、袴姿の記念写真を残したいと考えている方はぜひチェックしてください。
また、プロの撮影まではいいかな…と思っている方は以下の記事を参考にしてみてください。おすすめのポーズや映えるコツ、自撮りの注意点などご紹介しているので、撮影の際に活用いただけると思います。
直前の準備も抜かりなく。当日に困らないよう万全の対策を!
事前準備が全て整ったら、あとは卒業式当日を待つばかり。ですが、安心しすぎるのは要注意!式の前日にもやっておくべき対策があります。以下の記事では、前日のチェック項目と準備内容をご紹介しているので、よく確認してく当日慌てずに済むよう備えましょう。
また、卒業式の当日も油断は禁物。慣れない袴姿では、思いがけないトラブルも起こり得ます。例えば、階段を登る際に袴の裾を踏んで着崩れが生じたり、トイレに行った際に着物の袖が汚れたりする場合もあるでしょう。トラブルに見舞われた瞬間はとても焦ると思いますが、備えあれば憂いなし。以下の記事で、袴姿での所作の基本、着崩れへの対処法や応急処置の方法をあらかじめ学習しておきましょう。事前にイメトレしておくとスムーズに対応できるでしょう。
最後に
学生生活のラストを飾る卒業式。晴れの日のための特別な衣装、ヘアーメイクなど、準備の期間もワクワクして当日への期待が高まります。卒業式を万全の状態で迎え、想い出深い1日にするために、1つひとつ確実に準備を整えて行きましょう。
丸昌 横浜店では、2025年(令和7年)3月の卒業式向けのレンタル袴を多数ご用意しております。色柄のデザインの多彩さはもちろん、ヒップサイズ120cmまでOKのLLサイズや、身長140cmからOKの小柄さん向けなどサイズ展開も豊富ですので、ニーズに応じてお選びいただけます。
衣装は全国どこからでもご利用いただける卒業袴ネットレンタルサイトからお申し込みいただける他、関東・甲信越・東海エリアの提携校を対象にしたレンタルプラン(大学生協様との連携事業)もございます。こちらのプランは衣装レンタルと合わせて、着付け・ヘアーメイクのお支度や記念写真の撮影までサポートしており、準備をスムーズに進めていただけます。興味をお持ちの方は以下のページから、ご自身の学校が提携校に含まれるかご確認の上、大学生協にお問い合わせください。
▼卒業袴ネットレンタルサイト
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