卒業式当日は写真をたくさん撮りますよね!でも、どれも似たような写真ばかりだったら…。ちょっと残念ですよね。二度とはできない卒業式だからこそ、あとで後悔しないよう、バリエーション豊富なポーズでたくさんの記念写真を残しておきましょうね♪
基本のポーズは、足と身体の向きが重要!
袴姿の写真を撮られる時に重要なのは、足と身体の向き!このポイントを押さえることで、何気ないポーズも格段にきれいに見えます。
草履の場合は軽く内股にしてつま先をつけ、ブーツの場合はかかとをつけて片足をほんの少し後ろに引きます。そして身体の向きを真正面よりも少し斜めにして立つようにしてみましょう。下の2つの写真を見ると分かるように、足と身体の向きが違うだけで、かなり品良く見えますよね!
また、腕の上げすぎもNG。あまり高く上げると袖の内側から襦袢が覗いて見えることも…。これは肌着が見えていることと同じなので注意してくださいね。
★袴姿での美しい立ち居振る舞いについてはコチラの記事もチェック!>>
押さえておきたいのは、学位記を持ったポーズ!
せっかく撮るなら、卒業式ならではの写真を残しておきたいところ。袴姿で学位記や卒業証書を持った写真は、卒業式の当日だからこそ撮れるものなので、1ポーズは撮っておきたいですね。筒型のものは胸の前で斜めに持つように、台紙型のものは胸よりもやや上にお顔の横に構えるようにすると着物や袴にかぶらずきれいに撮れますよ。
華やかさが際立つ王道ポーズはコレ!
袴姿の華やかさを強調できるポーズがこちら!着物の両袖が広く見えるように、腰の位置で腕を左右に開くポーズです。まず袖の中で両肘を曲げ、指先で少し袖口をつかみます。そして肩から肘までは身体に付けた状態で、肘から先だけを左右に開きます。この時、柄が良く見えるようカメラに向かって思い切りグッと腕を広げるのがポイント。袖口をつかんだ手は、手のひらが上を向くようにすると可愛さがでます。袖に華やかな柄が描かれた着物の場合は特におすすめのポーズです!
きん着を撮影小物として上手に使おう!
袴姿に合わせる代表的な小物のひとつがきん着。荷物をたくさん入れるのには向きませんが、撮影小物としてはなかなか使えるアイテムです!胸の高さまで掲げて持つだけでポーズに動きが出て新鮮に見えます。さり気なく片手で持ったり、両手を添えて持ったり、バリエーションを楽しんでみましょう。ただし、きん着の紐が長過ぎたりアンバランスだったりすると、せっかくのポーズも美しく見えないので、事前に正しい紐の結び方をマスターしておきましょう。
その他、こんなポーズもおすすめ!
正面からだけでなく、背面からも撮ったり。1人だけでなく複数人で撮ったり。ポーズを工夫することで写真のバリエーションが広がります!いろんなパターンを撮って思い出の写真をたくさん残しましょう!
学校のシンボル的な場所、お世話になった方との撮影も忘れずに!
卒業式の写真が撮れるのは、当日限り。にも関わらず、案外忘れてしまいがちなのが学校名が掲げられた正門での撮影カット。袴姿で正門に立つ、まさに”門出”のシーンは、卒業式の日でないと撮れない1枚なのでお忘れなく。また、学校を象徴するような代表的な建物や風景をバックに撮っておくのも記念になっていいですね。その他、お世話になったゼミや研究室、部活の先生と一緒に撮ったり、キャンパス内の思い出深い場所でもぜひ撮っておきましょう!