いよいよ2017年度がスタート!今年度が卒業という学生さんは、就職活動や卒業論文など忙しい年度ですね。卒業式の準備なんてまだまだ先の事…だとは思いますが、今回は晴れ着の丸昌 横浜店で2016年度の卒業生に人気の高かった袴スタイルをご紹介。2017年度のトレンド予測と合わせて解説するので、衣装選びの参考にしてみてくださいね♪
袴スタイル人気ベスト5を発表!まずは4~5位から。
袴よりも着物の方がデザインの種類が多いため、まずは気に入った着物を選び、それから袴を選ぶという流れでコーディネートを決める方が大多数です。なので、ここでの人気ランキングは着物を基準にしています。なお、袴の人気傾向については後半であらためてご紹介します。
5位はほぼ同じ割合で人気を二分したので2点ピックアップしていますが、4位と5位は色にバラつきはあるものの、すべて「矢羽根柄」という結果でした。矢羽根柄は、デザインのバリエーションが豊富な柄のひとつですが、ここでは矢羽根の中に鹿の子模様が描かれていたり、多色使いになっていたり、また花柄や市松模様と組合せるなど、華やかな印象のものがランクインしています。
袴スタイル人気ベスト5!続いては1位~3位を発表!
トップ3のうち、2位と3位には雅な雰囲気の「古典柄」がランクイン。古典柄の場合、赤やピンクを地色にした着物が定番で、例年人気もあるのですが、2016年度は白やクリームといった優しい色の着物が人気の傾向にありました。
そして堂々の1位はこれまた「矢羽根柄」。4位と5位にランクインした華やか系の矢羽根柄とは違い、こちらは2色の矢羽根を交互に組合わせたシンプル系。大正ロマンの雰囲気を感じさせるレトロな可愛さが特徴です。身長140cmから着られる小さいサイズも展開しているため、近年の小学生の袴ブームも手伝ってか、例年以上の人気を集める結果となりました。
袴はデザインのバリエーションが増え、組合わせ方も多彩に!
着物に比べれば少ないですが、袴も最近ではデザインのバリエーションがどんどん増えています。紺や紫、エンジといった定番カラー以外にも色の幅が広がり、グラデーションになったもの、刺繍をあしらったもの、生地に織り加工を施したり、織物で柄を表現したものなど、さまざまです。袴のバリエーションが増えたことで、できるコーディネートの幅も広がってきており、洋服のような感覚で自分らしいコーディネートを楽しむ方が増えています。
矢羽根柄をはじめとするレトロ柄は人気継続の見込み。
2016年度のランキングでは矢羽根柄の人気が際立つ結果でしたが、矢羽根柄をはじめとするレトロ柄は近年のブームのひとつなので、今後もしばらくその傾向は続くと思われます。大正ロマンをイメージさせるコーディネートは引き続き人気が高いでしょう。矢羽根柄は2017年度も根強い人気を誇るはずです。まわりと差をつけたい場合は、組み合わせる袴や小物にこだわってみてもいいかも知れません。
優しい色合い&コーディネートの袴スタイルがトレンド傾向。
また、着物では優しい色合いの人気が高まっているので、クリーム色やベージュ色はトレンドカラーのひとつと言えるでしょう。コーディネートとしては、例年だと着物と袴をはっきりとした反対色で組み合わせるのが定番でしたが、洋服のワントーンコーデのような感覚で、同系色を組み合わせた優しい印象のコーディネートを選ぶ方が増えているのが特徴です。