着物を選ぶとき、魅力的なデザインばかりで迷ってしまう人も少なくないのでは? 今回は「今年おすすめの着物」を5つピックアップ! さらにプロのメイクアップアーティストに聞いた「着物に映えるメイク術」も紹介します。
おすすめの着物!まずはこの3タイプからご紹介!
【01:カラシ×市松菊】
カラシ色でまとめた配色、菊文の描き方、市松文様と、全体にレトロでかわらしいデザイン。シンプルですが、飽きのこない魅せ方にこだわっている一枚です。
【02:白×花矢羽根】
大正時代のハイカラさんを思わせる矢絣柄を、レトロでかわいい和の色で描いています。矢羽や桜、雪輪文様を大胆に使った縁起のいいデザインです。
【03:赤×市松レトロ花】
赤と黒のインパクトある色使いに鹿子模様を加えた、優しくキュートな印象の一枚。ゴールドで縁取った大きな梅・桜柄も喧嘩せず、しっくりとなじみあっています。袴の組み合わせでレトロ感を出しつつ、トレンドも楽しめる小振袖です。
衣装)晴れ着の丸昌 横浜店 卒業衣裳宅配レンタル haregi.com
おすすめの着物!続いてはこちらの2タイプをご紹介!
【04:クリーム×牡丹ボカシ】
クリーム地にオレンジの色使いが優しく、可憐に描かれた花々が映える日本的な小振袖です。牡丹や万寿菊、桜などが大胆な構図でくっきりと描かれ、華やかな印象に。春らしいふんわりおだやかなイメージの一枚。
【05:白×ダリヤ菊】
大輪のダリヤと古くから愛されている菊の花が一面に咲き誇ったメリハリのある華やかな一着。高貴な印象を感じさせる菊の花と大きなダリヤが白地によく映えます。
衣装)晴れ着の丸昌 横浜店 卒業衣裳宅配レンタル haregi.com
着物に映えるメイク術は、次の3つがポイント!
続いて、メイクアップアーティストのMIYUKIさんに、着物に映えるメイク術について教えてもらいました。メイクのポイントもまとめてチェックしておきましょう
≪いつもより鮮やかに!≫
せっかく華やかな着物を着ているのに普段通りのメイクだと、全体が味気ない印象になってしまいます。メイクも着物に合わせて、いつもより鮮やかに仕上げましょう。しかし、ただ濃くすればいいわけではありません! アイシャドウ、チーク、リップの3つのポイントに絞って色を入れていきましょう。ブラウンをベースにしたメイクでも、明るめのゴールドを目頭に多めにつけるだけで華やかさが出ます。アイライナーにゴールドの線を一本入れるだけでも、全く違った印象になるので、ぜひチャレンジしてみてください。
≪着物との統一感を出す≫
メイクで使う色は着物の髪飾りを選ぶのと同じ要領でチョイスしましょう。着物で使われている色や袴の色でアクセントカラーを決めます。アイシャドウ、チーク、リップで使う色を統一し、髪飾りもそれに合わせるのがポイント。例えば着物に赤と緑が使われている場合、赤のシャドウでも緑のシャドウでもOK。緑のシャドウを使った場合はピンクのチークだと色味が離れるのでオレンジに近いカラーを選びましょう。リップもオレンジに近い色を使ったほうがまとった印象になります。赤のシャドウを使うなら、チークにも赤みがないと頬が落ち着いた印象になってしまうので、濃いめの赤を選びます。そしてリップも負けないような赤色で仕上げて完成。全体の印象としては緑で合わせると少し爽やかな雰囲気り、赤だと女性的な雰囲気になります。
≪カラーメイクでアクセントを!≫
普段はカラーメイクをしない人も多いですが、着物のときはカラーを入れたほうが、いつもとは違う魅力を引き出せます。目尻のアクセントとして、またはアイライナーとしてカラーを入れると、目元が明るくなるので着物との統一感が出ます。下を向いたり、瞬きしたり、ふとした瞬間に見えるアクセントカラーはとってもハイセンス。華やかな印象に仕上がるので、ぜひトライしてみてください!
これで当日の着物とメイクはバッチリ。あとは思う存分楽しむだけ! 仲間や家族と大切な時間をお過ごしください。