袴を着て臨む卒業式。1回きりの式典を普段着ることのない袴で出席するだけに、前日までの準備や当日のお支度など、わからないことも多くて不安になるかもしれません。安心して卒業式に出席できるよう、晴れ着の丸昌横浜店 提携校の方が卒業袴をレンタルした場合のお支度について、前日の準備や当日のスケジュールをまとめました。揃えておくとよいもの、必要な持ち物も併せてご紹介します。

 

卒業式、お支度の前日チェックポイント

小学生卒業式_前日の準備

式典当日になって慌てないよう、余裕をもって卒業式の前日に確認や準備を念入りに行いましょう。まずはチェックしておきたいポイントです。

 

・お支度会場の情報をチェックする

お支度をする会場は学校によって異なりますが、学内の教室やホール、式典会場周辺にあるホテル、貸ホールなどが使用されます。学校毎の会場は下記「晴れ着の丸昌横浜店 提携校向け 卒業衣装まとめサイト」の提携校一覧ページにて学校ごとにまとめています。自分の学校名から学校専用ページへと進み、自分のお支度会場がどこになるのか事前に確認をしておきましょう。

▼晴れ着の丸昌 横浜店 提携校向け卒業衣装まとめサイト

・提携校一覧ページ

https://sotsugyojiso.com/univ_list/

 

また、お支度会場内に入れるのは本人のみとなっています。友達や両親など付き添いの人が待つ専用スペースの用意はないので1人で来場するか、会場の外で待ってもらうようにしましょう。

 

・お支度の予約時間をチェックする

着付けやヘアーメイクのお支度スタート時間は7時から9時が一般的です。何時に予約を入れているのか事前に丸昌から送られてくる案内を再度見直しておきましょう。起床時間は、しっかり朝食を取ってから行けるよう余裕をもって設定します。

 

・式典の開始時間や開場時間をチェックする

卒業式の開式時間を再度確認しておきます。電車やバスなど公共の交通機関を利用する場合には予期せぬトラブルが起こることも。ギリギリの到着にならないよう、開場時間よりも数十分早めに到着できると安心です。

 

・お支度会場から式典会場へのアクセス方法をチェックする

卒業式は大学によって、学内の講堂で行われる場合もあれば別の会場を借りて催行されることもあります。お支度をしてもらった後、どのようなルートで会場入りするか、当日の運行ダイヤも含めて再確認しておきましょう。

 

・天気予報をチェックする

式当日の気温や空模様の最新予報を確認します。卒業式が催される3月は寒の戻りもあれば、春のように気温が上がる日も。急激に寒くなることが予想されるようなら、羽織るストールやカイロを用意します。着物から見えないように、襟ぐりが広く袖が短い保温性の高い下着や、足元を冷やさないためのタイツなどもあると安心です。また、雨や雪の予報なら邪魔にならない折りたたみ傘やタオルを用意するとよいでしょう。

 

・持ち物、携行するものをチェックする

式典に持って行くかばんにお財布や化粧ポーチ、ハンカチやティッシュ、携帯の予備バッテリー、靴ずれしたときのための絆創膏などを入れておきます。スマートフォンに備わるカメラでも写真撮影ができますが、もし画質にこだわるなら一眼レフやコンパクトカメラなども用意します。コロナ禍で会場はマスクの着用必須で催行する所がほとんどです。汚してしまったり、付けたり外したりしてヘタってしまったときに取り替えられるよう、予備のマスクも用意するのがおすすめです。また、セットしてもらった髪が崩れたときの対応用にヘアピンも持っておくとお直しができて安心です。これら必要な荷物を一度チェックしてみて、足りないものがあれば前日のうちに買い足しておきましょう。

 

続いて、前日にやっておきたい準備について解説します。

 

・電子機器の充電

スマートフォンや予備バッテリー、デジタルカメラなど持って行く電子機器はフル充電しておきましょう。

 

・目覚ましの設定

朝食を食べる時間やお支度の時間から逆算して、起床時間を決めたら目覚ましアラームを設定しておきます。朝4~5時など早い時間になることが多く、起きられる自信がない人や朝に弱い人は家族にも頼んで時間に起こしてもらうとよいでしょう。

 

・肌や髪のケア

せっかくのお式なので、肌も髪もツヤツヤの状態に整えて参列したいですよね。前日の夜は夜ふかしせず、湯船にゆっくりと浸かってトリートメントなどヘアケアをしたり、お肌のケアをしたりして過ごしては。ケア用品は普段から使い馴れたものを使用するのがおすすめです。もし、自宅でネイルをするなら前日までに済ませておきます。当日朝などに慌てて塗って、マニキュアが半乾きの状態だと衣装に付着してしまう恐れがあります。

 

・サブバッグの用意

晴れ着の丸昌で卒業袴をレンタルすると、手ぶらで卒業式が行われる大学や会場の近くにあるお支度会場へ行ってお支度してもらえるのが大きなメリットです。脱いだ靴や衣類もそのまま置いておけるので持ち運び用の大きなサブバッグやキャリーバッグは不要です。ただし、卒業証書や花束、後輩からのプレゼントなど荷物が増えることもあるため、折りたたみができる小~中型のサブバッグがあると便利です。当日会場にて不織布のサブバックをプレゼントしているので、活用してはいかがでしょうか。

 

卒業式当日のスケジュール

袴姿の女性2人

続いて卒業式当日の一日の流れについて、順を追って見ていきましょう。自分の起床時間から当てはめて、頭のなかで流れをシミュレーションしておくと当日スムーズに進められるはずです。

 

・起床

まずは利用する交通機関で、遅延や運転見合わせなどのトラブルがないかを確認します。万が一、電車が停まっていたら会場の最寄りの駅に到着できるその他の動いている路線を探します。平常運行している路線も混雑などで影響することもあるので、早めに電車に乗るようにしましょう。また、交通機関のチェックと併せて天気予報も再度確認しておきます。

会場でも実施されますが、一度自宅でも平熱かどうか検温をしておくと安心です。もし熱があったり、体調が良くないようなら無理をせず、出席を見合わせましょう。

 

・メイク

着付けや髪のセットはお支度会場でおこなうので、自宅では事前にメイクだけ自分でやって会場へ向かいましょう。着て行く洋服は、袴に着替えた後に預けることを考えて、コンパクトにしまえるようなものが便利でおすすめです。

 

・お支度会場へ移動

着付けに必要な小物や帯、草履はすべて会場に用意があるので、手ぶらで指定されたお支度の会場へと移動します。

 

・写真撮影

お支度が整ったら写真撮影を行います。家族写真を希望する場合、お支度会場へは入れませんのでお支度が終わる頃に家族へ連絡をとって写真コーナーで合流します。

 

・式典会場へ移動

着てきた服や履いていた靴などの荷物は無料で預けることができるので、身軽に式典会場へ向かいます。

 

・卒業式出席

式典は概ね約1時間から2時間ほどかかります。座っている時間も長いので、トイレは早めに済ませておきます。卒業証書の授与後はゼミで集まって記念撮影をしたり、見送ってくれる後輩から花束を貰ったりすることもあります。

 

・着替えと帰宅

式典や学位記授与を終えたら既定の時間までにお支度会場へ戻り、着てきた服に着替えることも可能です(※)着替えをスタッフに手伝ってもらえるほか、身につけた卒業袴はそのまま返却してOK。畳まなくていいのでラクチンです。家族に袴姿を見せたいときには、衣装のまま帰って翌日に送料無料の宅配便で返却することもできます。
例年ならば夜に謝恩会が催され、袴姿からドレスに着替えて出席する人も多くいるようですが、今年は新型コロナウイルスの感染予防の観点から、卒業式のみ開催する学校がほとんどと予想されます。

※学校により当日返却ができない場合があります。詳しくはお問合わせください。

 

学生生活を締めくくる卒業式。共に学んだ友達や、思い出を作った学校ともお別れです。式に万全の状態で参加できるよう前日から準備を整えて、素晴らしい一日をお過ごしください。

 

丸昌横浜店提携校の卒業まとめサイトでは各学校のページから、当日の式典会場・お支度会場の情報も確認できます。

 

▼丸昌横浜店提携校の卒業衣装まとめサイト

https://sotsugyojiso.com/

 

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卒業袴を選ぶ際の参考に、かわいい着こなし写真をチェックしてみて。

 

▼袴美人スナップ

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