袴を着て臨む卒業式。1回きりの式典を普段着ることのない袴で出席するだけに、前日までの準備や当日のお支度など、わからないことも多くて不安になるかもしれません。安心して卒業式に出席できるよう、晴れ着の丸昌横浜店 お支度プラン実施校の方が卒業袴をレンタルした場合のお支度について、前日の準備や当日のスケジュールをまとめました。揃えておくとよいもの、必要な持ち物も併せてご紹介します。
(※この記事は2021年4月26日に公開したものを加筆修正しました。)
卒業式、お支度の前日チェックポイント
式典当日になって慌てないよう、余裕をもって卒業式の前日に確認や準備を念入りに行いましょう。まずはチェックしておきたいポイントです。
・お支度会場の場所をチェック
お支度をする会場は学校によって異なりますが、学内の教室やホール、式典会場周辺にあるホテル、貸ホールなどが使用されます。事前に丸昌から送られている案内をあらためて確認しておきましょう。
また、下記「晴れ着の丸昌横浜店 お支度プラン実施校 卒業袴まとめサイト」学校ページにも、お支度会場の概要が掲載されています。自分の学校名から学校専用ページへと進み、お支度会場を確認することができます。
▼丸昌横浜店 お支度プラン実施校(関東甲信越エリア)の卒業袴まとめサイト
▼丸昌横浜店 お支度プラン実施校(東海エリア)の卒業袴まとめサイト
https://sotsugyojiso-tokai.com/
お支度会場内に入れるのは、本人のみとなっています。友達や両親など付き添いの人が待つ専用スペースの用意はないため、1人で来場するか、会場の外で待ってもらうようにしましょう。
・お支度の予約時間をチェック
着付けやヘアーメイクのお支度スタート時間は、式典時間に間に合うよう7時から9時くらいのスタートが一般的です。式典時間が早い学校は、6時台にスタートする場合もあります。自分の予約時間が何時なのか、事前に丸昌から送られてくる案内を再度見直しておきましょう。
・式典の詳細をチェック
学校から通達された、卒業式の開式時間や着席時間を再度確認しておきます。ギリギリの到着にならないよう、開場時間よりも数十分早めに到着できると安心です。
・お支度会場から式典会場へのアクセス方法をチェック
学校によって、式典は学内の講堂で行われる場合もあれば別の会場を借りて催行されることもあります。お支度をしてもらった後、どのようなルートで会場入りするか、どのくらいの時間がかかるのか、当日の運行ダイヤも含めて再確認しておきましょう。
・天気予報をチェックする
式当日の気温や空模様の最新予報を確認します。卒業式が催される3月は寒の戻りもあれば、春のように気温が上がる日も。急激に寒くなることが予想されるようなら、羽織るストールやカイロがあると便利です。着物から見えないように、衿ぐりが広く袖が短い保温性の高い下着や、足元を冷やさないためのタイツなどもあると安心です。また、雨や雪の予報なら邪魔にならない折りたたみ傘やタオルを用意するとよいでしょう。
・持ち物、携行するものをチェックする
お財布、化粧ポーチ、ハンカチやティッシュ、スマホの予備バッテリーなどを準備しましょう。着物をレンタルするとついてくる「きん着」は、小ぶりのものです。いつも使っている長財布や化粧ポーチでは入りませんので、小さいものに入れ替えておくか、サブバッグを用意しましょう。
万が一、靴ずれしたときのための絆創膏や、髪型が崩れたときのヘアピンなども持っておくと安心です。その他、お世話になった先生や友だちへのプレゼントなど、忘れもののないようにしっかり確認しましょう。
続いて、前日にやっておきたい準備について解説します。
・電子機器の充電
スマートフォンや予備バッテリー、デジタルカメラなど持って行く電子機器はフル充電しておきましょう。
・目覚ましの設定
朝食を食べる時間やお支度の時間から逆算して、起床時間を決めたら目覚ましアラームを設定しておきます。朝4~5時など早い時間になることが多く、起きられる自信がない人や朝に弱い人は家族にも頼んで時間に起こしてもらうとよいでしょう。
・髪型の確認、髪飾りの準備
どのような髪型にしてもらうか、事前に調べて画像をスマホに保存し、スタイリストにすぐ提示できるようにしておきましょう。プレゼントの髪飾り以外で使いたいもの(リボンや金箔、水引など)があれば、包装から取り出しすぐに使える状態にして持って行くのがおすすめです。事前に前撮り撮影をして、プレゼントの髪飾りを持ち帰っている方は、忘れないようにお持ちください。
・肌、髪、ネイルのケア
せっかくのお式なので、肌も髪もツヤツヤの状態に整えて出席したいですよね。前日の夜は夜ふかしせず、湯船にゆっくりと浸かってトリートメントなどヘアケアをしたり、お肌のケアをしたりして過ごしてはいかがでしょうか。当日の朝に洗髪をすると、濡れたままの髪をアレンジするのに時間がかかってしまうケースもあるので、前日に済ませておきましょう。ケア用品は普段から使い馴れたものを使用するのがおすすめです。ネイルのケアや施術も、前日までに済ませておきましょう。
・サブバッグの用意
晴れ着の丸昌で卒業袴をレンタルすると、手ぶらで卒業式が行われる大学や会場の近くにあるお支度会場へ行ってお支度してもらえるのが大きなメリットです。脱いだ靴や衣類もそのまま置いておけるので持ち運び用の大きなサブバッグやキャリーバッグは不要です。ただし、卒業証書や花束、記念品や後輩からのプレゼントなど荷物が増えることもあるため、折りたたみができる小~中型のサブバッグがあると便利です。
卒業式当日のスケジュール
続いて卒業式当日の一日の流れについて、順を追って見ていきましょう。自分の起床時間から当てはめて、頭のなかで流れをシミュレーションしておくと当日スムーズに進められるはずです。
・起床
まずは利用する交通機関で、遅延や運転見合わせなどのトラブルがないかを確認します。万が一、電車が停まっていたら会場の最寄りの駅に到着できるその他の動いている路線を探します。平常運行している路線も混雑などで影響することもあるので、早めに電車に乗るようにしましょう。また、交通機関のチェックと併せて天気予報も再度確認しておきます。
・メイク
着付けや髪のセットはお支度会場でおこなうので、自宅では事前にメイクを済ませてから会場へ。着付けた後、支度会場でメイクをする場所や時間はありませんので、慌てずに済むよう自宅でおこなっておくのが◎ 着て行く洋服や靴は、袴に着替えた後に預けることを考えて、コンパクトにしまえるようなものが便利でおすすめです。
・お支度会場へ移動
着付けに必要な小物や帯、草履はすべて会場に用意があるので、指定されたお支度の会場へ手ぶらで移動します。受付で名前を伝えて、案内に従い着付け、ヘアーアレンジに進みます。
・写真撮影(前撮り撮影をしていない方の場合)
お支度が整ったら写真撮影を行います。家族写真を希望する場合、ご家族はお支度会場へは入れませんので、お支度が終わる頃に連絡をとって写真撮影コーナーで合流します。前撮り撮影をおこなっている方は、当日の撮影がありませんので、そのままお支度終了となり、すぐ会場へ向かって出発いただけます。
・式典会場へ移動
着てきた服や履いていた靴などの荷物は、決められた時間までお支度会場に無料で預けることができるので、必要なものだけを持って、身軽に式典会場へ向かいます。既定の時間までは、何度でも荷物を出し入れ可能です。
・卒業式出席
式典は概ね約1時間から2時間ほどかかります。座っている時間も長いので、トイレは早めに済ませておきしょう。学校によっては、式典のあと「学位授与式」が別会場でおこなわれることもあるようです。授与後はゼミで集まって記念撮影をしたり、見送ってくれる後輩から花束を貰ったりすることもあります。袴姿でたくさん写真を撮って、思い出づくりを楽しんでください!
・着替えと帰宅
式典や学位記授与を終えたら、既定の時間までにお支度会場へ戻り、着てきた服に着替えることも可能です(※)着替えをスタッフに手伝ってもらえるほか、身につけた卒業袴はそのまま返却できます。着物を畳んだり箱に入れたりしなくていいのでラクチンです。夜に謝恩会が催される学校では、ここで袴姿からドレスに着替えていく方も多くいるようです。
または、着替えずに袴のまま帰宅し、翌日に宅配便で返却することも可能です。送料無料で、追加料金などはかかりません。預けていた荷物はご自身でお持ち帰りください。
※学校により当日返却ができない場合があります。詳しくはお問い合わせください。
学生生活を締めくくる卒業式。共に学んだ友達や、思い出を作った学校ともお別れです。式に万全の状態で参加できるよう前日から準備を整えて、素晴らしい一日をお過ごしください。
丸昌横浜店 お支度プラン実施校の卒業袴まとめサイトでは、各学校のページから、当日の式典会場・お支度会場の情報を確認することができます。
▼丸昌横浜店 お支度プラン実施校(関東甲信越エリア)の卒業袴まとめサイト
▼丸昌横浜店 お支度プラン実施校(東海エリア)の卒業袴まとめサイト
https://sotsugyojiso-tokai.com/
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▼袴美人スナップ
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