お子様の小学校の卒業式、可愛らしい袴姿の人気が高まっています。でも着慣れない袴姿の準備は結構大変なもの。そこで袴姿で小学校の卒業式に出席する際の、前日や当日の段取りと、必要な持ち物についてご紹介します。
前日の準備はしっかりと抜かり無く
当日の朝になって慌てることのないように、前日にしっかりと準備をしておきましょう。事前の段取りが十分にできていれば心にも余裕ができ、忘れ物などのうっかりミスや万が一のトラブルにも対応できるでしょう。
【準備1】 スケジュールと天候の確認
卒業生の登校時間と父母の受付時間を再度確認しましょう。
美容院で着付けをする場合、予約に遅れないようにアクセスと時間を確認します。着慣れない袴姿では、歩くのにも思いのほか時間がかかるものです。移動は時間に余裕を持ったスケジュールを立てるようにしてください。
また、天気予報を確認して、雨や雪の場合はできるだけ濡らさないよう、前日から準備をしておきましょう。
【準備2】 衣装の用意
衣装一式の内容を確認して シワがあれば直しておきます。髪飾りなども用意しておきましょう。
美容院に着付けを頼む場合は持ち込む荷物をひとまとめにしておきます。
自宅で着付けをする場合は、前日までに一度、どうやって着付けるかの練習をしておくと安心です。
【準備3】 持ち物を揃える
学校からの連絡事項が書かれたプリント等に従って当日の持ち物を用意します。
デジカメやスマホの充電も前日のうちに済ませて、バッグに入れておきましょう。
【準備4】 早寝して当日に備える
小学生の肌や髪は特別なお手入れは不要ですが、必要に応じて保湿クリームを塗布したり、寝癖がつかないようにして、早めに布団に入らせましょう。親子ともに寝坊しないよう、目覚まし時計のセットも忘れずに。
当日は時間に余裕を持って行動を
いよいよ卒業式当日、時間に余裕を持って行動しましょう。着慣れない袴姿では、移動やトイレなど一つひとつにどうしても時間がかかってしまいます。特に美容院にお支度の予約をしている場合は、次の予約のことも考慮して遅れないよう気をつけてください。
●朝食とお手洗いは着付けの前に
せっかくの晴れ着を汚さないように、朝食やお手洗いは着付けの前に済ませておきましょう。
●着付けやヘアのお支度をする
美容院やご自宅でお支度をします。保護者のお支度も忘れずに。登校前、着付けた直後の状態で記念写真を撮影するのもおすすめです。
●校門の前や教室で記念写真
仲の良いクラスメイトや担任の先生との記念写真は一生の宝物になりますね。校門の前や「◎◎小学校卒業式」の立て看板の前は人気なので譲り合って撮影しましょう。
●お世話になった方へのご挨拶
親戚、近所の人などお世話になった方にご挨拶をするのも良いでしょう。ただし、着慣れない袴姿で本人が疲れているようなら無理せず帰宅した方が良いかもしれません。
卒業式当日の持ち物チェックリスト
式の当日に必要な持ち物をリストアップしました。ぜひ準備の参考になさってください。
お子様の持ち物
□ ハンカチ・ティッシュ
□ 筆記用具
□ ばんそうこう(履物のトラブルが考えられる場合)
□ 使い捨てカイロ(寒さが心配される場合)
□ その他、学校から指定された持ち物
保護者の持ち物
□ ご自身の上履き
□ 手鏡・くし・ヘアピン(お子様のヘアセットの応急処置に)
□ 筆記用具
□ ハンカチ・ティッシュ
□ スマートフォン・カメラ・ビデオカメラ等
□ 使い捨てカイロ(寒さが心配される場合)
□ サブバック・風呂敷(記念品など配布物、お子様の荷物の持ち帰り用に)
□ 現金(先生への花束、卒業アルバムの代金などを集める場合があります)
□ その他、学校から指定された持ち物
一生に一度しかない小学校の卒業式。可愛らしいお子様の袴姿はいつまでもご家族の宝物として心に残ることでしょう。ぜひしっかり準備を整えて、素敵な一日をお過ごしください。