目次
1. 卒業袴の下に着るものって何が必要?基本アイテム3つを解説!
– 長襦袢とは?役割と選び方
– 肌襦袢とは?なぜ必要なの?
– 和装ブラとは?普通のブラジャーじゃダメ?
2. 「肌襦袢」と「和装ブラ」は代用OK!おすすめのアイテムを紹介
– 肌襦袢の代わりになるインナーは?
– 和装ブラの代用におすすめの下着とは?
– 代用品を選ぶ際の注意点
3. 卒業式当日も安心!着付けが楽になるポイント
– 快適に過ごせる下着の工夫
4. まとめ:準備は万全に!レンタル袴をもっと快適に楽しもう
1. 卒業袴の下に着るものって何が必要?基本アイテム3つを解説!
袴を着る際に必要なインナーアイテムは主に以下の3つです。
(1) 長襦袢(ながじゅばん)
長襦袢は、着物の下に着る和装用の肌着の一種です。直接肌に触れるものではなく、着物を汚れから守る役割を果たします。衿元には「半衿」が縫い付けられており、化粧や汗などで汚れやすい衿元を保護する目的があります。
ポイント
- 袴の着付けに適した衿元を整えやすいものを選ぶ
- 袖丈や裄丈など、着物とサイズが合っているものが必要
- 着物レンタルとセットで貸し出しがある場合もあるので要チェック
(2) 肌襦袢(はだじゅばん)、裾除け(すそよけ)
肌襦袢は、直接肌に触れるインナーで、汗を吸収し、着物や長襦袢を清潔に保つために着用します。裾除けは下半身に身に着けるもので、着物の傷みを防ぎ、裾さばきをよくする目的で着用します。肌襦袢と裾除けが一体になったワンピース式のものなどもあります。
ポイント
- 綿素材の肌に優しいものや、速乾性のある素材がおすすめ
- 肌襦袢や裾除けがない場合は、普段使っている肌着やレギンスなどで代用OK
(3) 和装ブラ
和装ブラは、通常のブラジャーと違い、胸の形を平らに整えることで着物姿のシルエットを美しく見せる役割があります。
ポイント
- 普段使っているスポーツブラやノンワイヤーブラで代用可能
- ワイヤー入りのブラジャーは避けたほうがよい
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2. 「肌襦袢、裾除け」と「和装ブラ」は代用OK!おすすめのアイテムを紹介
実は、「肌襦袢、裾除け」と「和装ブラ」は必ずしも専用のものを用意しなくても大丈夫です。代用品として使えるものをご紹介します。
肌襦袢、裾除けの代用アイテム
- 前後の衿ぐりが広く、七分~八分袖の薄手のインナーシャツ(寒い時期におすすめ)
- 草履利用の場合は足袋を履くので、レギンスやペチコート、ペチパンツ(透け防止と寒さ対策)
- ブーツ利用の場合なら、タイツでもOK(透け防止と寒さ対策)

和装ブラの代用アイテム
- スポーツブラ(胸を適度に押さえてくれる)
- ノンワイヤーブラ(ワイヤーがないので快適)

注意点
- 着物の着付けでは後ろ衿を抜くので、衿元が大きく開いた肌着にする
- パッド付きブラや、装飾がたくさんついたブラだと着物のシルエットが崩れやすいので、できるだけフラットなものにする
- 淡い色の着物や袴だと透けてしまう可能性があるので、インナーやレギンスのカラーにも気を配る
- カップ付きインナーやキャミソールなどでは、背中が詰まっているデザインもあるので要確認
- 厚手すぎるモコモコしたインナーは、着崩れしてしまう可能性があるのでNG

3. 卒業式当日も安心!着付けが楽になるポイント
卒業式当日は朝早くから準備が必要なため、事前に準備を整えておくことが大切です。また着付け会場でインナーを着替えるのではなく、家を出るときに身に着けていきましょう。
美しく着付けられるインナー選び
- 衿元の詰まったデザインは避ける
- 袖が短めのものを選ぶ
快適に過ごせる下着の工夫
- 化学繊維インナーは静電気を発生させる可能性があるので、苦手な人は自然素材のものを選ぶ
- 寒いシーズンでも、室内や電車の中などでは汗ばむこともあるので速乾性のある素材を選ぶ
- 長時間の着用になるので、締め付けが少ないインナーを選ぶ
4. まとめ:準備は万全に!レンタル袴をもっと快適に楽しもう
着物や袴を美しく着て、快適に過ごすためにも、「長襦袢」「肌襦袢、裾除け」「和装ブラ」の3つが基本アイテムです。「肌襦袢、裾除け」や「和装ブラ」は代用品でもOK!
普段使っている洋服用の肌着や下着をうまく活用して、快適に卒業式を迎えましょう。
事前にしっかり準備して、素敵な卒業式を迎えてくださいね!