袴も着物も着慣れていないから選び方が分からない…という声はよく聞かれます。そこで、卒業式に着る袴&着物を

選び終えた大学生にアンケートを実施。選ぶ際に気にしたポイントはどこだったのか、どんな選び方をしたのかなど

聞いてみました!

 

選ぶ際に、何をどの程度重視した?

次の7つの項目についてどの程度重視したのか、5段階で当てはまる度合いを答えてもらいました。

(5:重視した ~ 1:重視しなかった)

01.着物の色柄の好み  02.袴の色柄の好み  03.上下のコーディネート

04.着用時の顔映りの良さ  05.まわりの人の意見  06.特典やサービスの内容

07.レンタル費用

 

一度限りの大学の卒業式だから!?

重視した程度が圧倒的に高かったのは、着物や袴の「色柄の好み」と上下の「コーディネート」。一度しかない大学

の卒業式は、好みに合った袴&着物で自分らしく装いたい!ということなのでしょう。また、一度きりだからこそ、

上下のコーディネートは絶対失敗したくない!という気持ちが働くのも納得です。記念写真はもちろんクラスメイト

やゼミ、サークルの仲間とのスナップなど、卒業式に撮った写真は思い出としても長く残るものなので、お気に入り

の上下が見つかるまで妥協しないというこだわりは、結構大事かも知れませんね。

 

「お得感」や「安さ」は二の次!?

一方あまり重視されなかったのが「特典やサービスの内容」や「レンタル費用」。この点は、世間の景気がいい証拠

なのか?それともバイトなどで蓄えたお金があるのか?“お得感” や “安さ”も重要な検討要素ではありますが、それ

以上に自分の納得のいくものを求める風潮にあるようです。

 

 

選ぶ際は一人で?それとも誰かと一緒に?

袴&着物選びをした時の状況について、一人で選んだのか、それとも誰かと一緒に選んだのか答えてもらいました。

08.誰と行くか_円グラフ    IMG_1658

 

相談できる相手が一緒だと安心。

「一人で」という人も一定数はいるものの、どちらかと言えば少数派。友達や家族と「一緒に」選んだという人が

大多数を占めました。やはり、迷った時や悩んだ時に、相談したり意見を求めたりできる相手がいると心強いです

よね。選び慣れていないものなだけに、自分以外の人から見た場合の印象や感想は選考の参考になりますね。一人

で選んだという方からも、「スタッフのアドバイスが参考になった」との意見がありました。

 

ただし、一緒の相手は女性に限る!?

ちなみに、友達や家族と「一緒に」選んだという人のうち、その相手が彼氏や男の子の友達、兄弟や父親など、男性

だった人は今回はいませんでした。女の子の友達か、母親、姉妹など女性の相手ばかり。オシャレやファッションの

話はやっぱり女性同士の方が盛り上がりますもんね。残念ながら、男性の見立てやセンスは期待されていないようで

す。(笑)

 

 

選び終えるまでに、どれくらい試着した?

袴&着物を選び終えるまでにどのくらい試着したか、枚数を答えてもらいました。

09.試着の枚数_円グラフ    IMG_1594

 

まずは3着、気になるものを着てみよう!

最も割合が多かったのは「3~5着」というケース。「6~8着」が次に続きますが、77%はかなりの大多数。まさに

一目惚れ!といった感じで、他には目もくれず即決するタイプの人もいれば、じっくり何着も着比べてから決めるタ

イプの人もいるので、今回の結果はあくまで参考ですが、このくらいの枚数を試着すれば、自分の好みに合ったもの、

その中でも自分に似合う1着が見つかるということでしょう。

 

迷ったらスタッフに相談してみよう!

たくさん試着したけど、試着しすぎてどれが良いのか分からなくなった…という場合は、遠慮なくその場のスタッフに

相談を。和装のプロの目線で、あなたに似合う色や柄のアドバイス、袴と着物のコーディネートの例を提案してくれる

はずです。意外な色が似合ったり、自分では考えつかなかった組み合わせがあったり、新しい気づきや発見が選定の参

考になりますよ。

 

 

選んだ決め手、気に入った理由はどんなこと?

最終的に選んだ袴&着物の決め手になった点、気に入った理由をフリー回答で答えてもらいました。

 

「カタログで見た時からお気に入りでした。」

「上下の組み合わせが決め手です。ありきたりではない組み合わせができた点が気に入っています!」

「自分の雰囲気と衣裳がマッチしたので。」

「自分の好きな色であったことと、スタッフの方のすすめが決め手。」

「色合いが自分に似合っていたから。」

 

voice01_modelA     voice01_modelB

 

やはり、自分の好みに合っている、自分に似合うデザイン、という点が選定の大きな基準になっているようですね。

卒業式は大学生活最後の晴れの日。自分らしく素敵に輝ける衣裳を選んで、最高の思い出を作ってくださいね!